カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

チャレンジングの総裁。含蓄の北野武。

師走も後半の年の瀬ちっくなこのタイミングで強制捜査というのは全く消化試合のような年開ければ全て綺麗さっぱりというようなでも逮捕される方もいるとかの噂もあるらしい。Hって誰だろう。裏金の総額はどれくらいだろうか。

昨日、ちと驚いたのは植田日銀総裁が「チャレンジングの意味」を記者会見で朝日新聞の記者に質問されて「仕事全般に対しての自分の思い」と語ったことだ。全く面白い。あの発言でいよいよ金融緩和かと欧米のグリードな連中のアルゴリズムが炸裂したが、他の日銀メンバーの火消しによって大いなるイッテコイもあった。

思うに所詮やらない。できないではない。やらないのだ。ずーっと緩和してくれ。ずーっと。

同じ穴のムジナではない発言が飛び出した。友党関係でさえケジメをつける話なのかそれとも単なる他人事なのか。

北野武の映画が話題だ。「首」題名があれだけど。一般の人にはビクッとする語感響きがある。どんな映画かは観ないとわからない。個人的にビートたけしとして漫才をやっていたころは面白かった。今は老残イメージしかない。でも面白いことを言う。三島由紀夫の事件の話をしながら大衆の怖さやファンの矛盾した残虐さを示唆したり。随分年取って大家を気負うハメになったのか大昔の今頃の季節講談社に打ち入ったり酒飲んでバイク事故したり。芸能界の重鎮の存在はある。せいぜい長生きしてほしい。映画の鑑賞も作中何気ない描写シーンや余韻雰囲気が醍醐味だと語った。ゆとりは無駄を排除する今の時勢の反対だからこそ無駄を楽しめという。なるほど。成功者の話は含蓄がある。