カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

休日振替日の雑感。受験ノスタル。

 

本日は薄ぼんやり晴れた建国記念日の振替休日の月曜だ。早稲田の有名私大の入試が始まる。もっと入試突破に労力を費やすのではなくもっと気軽に入試できて大学生活をエンジョイできればいいかもね。そこでネットを活用したネット大学が身近になればいいのだが。教育関係や師弟関係のような能力継承の厳密な場所は私塾の少人数のゼミナールが適している。大学研究者たちも生き残りをかけてサイバーネットへ自分の研究成果を提示すればいい。

個人的にもお金を貯めてアップルビジョンプロを買うのも一興だが自己の思考能力やイメージ創成力の増強をどう探求するかの具体的なプログラムが知りたい。未知なる味覚との遭遇や未知なる知識知見との遭遇。世界どころか全宇宙への脱出も含めたSF虚構の逆リアリズム。想像力を宇宙的無限大に拡散できればもっと人生の突破口になる。逸脱する自由な気分がコアだ。

宮藤官九郎「不適切にも程がある」今一番の話題のドラマをNetflixで広告ナッシングで快適に視聴した。xでトレンドにあがっていたので気になっていたドラマだ。1986年と2024年をパラレルに交差させて超面白い。86年といえばバブルが始まったタイミング。それと今や大御所になった北野武ビートたけしでドリフに対抗したのか自分を殿様に軍団を作って活躍していたが愛人だった19歳A子が写真週刊誌の強引な取材に憤慨して男気を発揮した事件だ。徒党を組んで暴力沙汰となったことの非は認めつつ言論の自由によるテロに抗する自由を会見で語った。今の松本人志と比較しても面白い内容だ。

記者会見もしない。裁判する。組織が行う対抗コンプライアンスだ。今裁判係争中なので発言は控える。お笑い芸人が政治家のようなことをする。同じ弁護団のような存在があるのかな。今やコンプライアンスが番組やドラマをツマラナクしているというのだが。ふと気がついたのはヒロインの仲里依紗の顔が久松史奈に似ていた。堀越学園近くのメキシコ料理の「ジェロニモ」でファミリーで楽しんでいたのもその昔だけど。小説「陽性」を夫の中尾くんが書いた。読んで凄く面白かった。「極悪がんぼ」では広島弁がすごく上手でびっくりした。オダギリジョーナチュラルだったけど岡山出身だもの。同じ呉出身の原作漫画では「カバチタレ」ってもろ呉の言葉だったりする。懐かしのカバチタレ広島弁でもいろいろね。関西弁だって東京弁だってそうね。「不適切」も気になる時代変遷のキーワードだ。何を不適切にするか。何が不適切なのか。