こんなに暑い時は、ビールを飲もうよ。
湯上がりにクーラーの効いた部屋で冷たいビールを飲む。これが一番なんだ。
最近、クラフトビールを製造して持て成すお店を展開する能村夏丘氏の話を聞いた。前職は広告代理店で大手ビール会社の広告宣伝を担当していた。しかし業界に馴染めず、そこを辞めて旅に出た。
「そうだビールをやろう」
そこから猛勉強。そして人生の岐路に師匠と出会う。
地ビールは地方振興の切り札として登場した。でも地酒が純米酒に名を変えたように、滋味な否、地味なビールの語感を嫌って、クラフトビールとなった。
米国ですごく流行しているらしい。日本でももともとは地方発だったけれど、ビールはやはり都会の中間層が飲むアルコールだ。街中にあったほうが客も多いかも。
能村氏は都心に近い場所で1号店をオープンさせた。するといろいろな人から「やりたい、やりたい」と言われた。それならば..。
今や8店舗を擁する「麦酒工房」なのだが。
「うちは飲食店ではないので、料理はそれほど..」
そうなのかな。自分の造った麦酒にあう料理も考案すべきだ。
まぁ安くて美味しければそれでいい。