2019-05-17 鞆の浦の鯛網。 鯛網。五月の鞆の浦。森下仁丹の創業者が創案したらしい。平賀源内の如く、鰻の販促のように、廃れた鞆の浦を振興したい。仁丹は福澤諭吉に肖った森下の総合的な広告戦略が効を奏す。莫大な利潤。莫大な剰余価値。やはり何時の世もマーケティングが最重要だ。 鞆の浦には漁港がないので、鯛網船上で穫れた鯛の即売がある。 でも船に乗らなくてもいい。沿岸の会席料理店でおいしい鯛を食す。味わい深い。鞆の海が育んだ味の当体だ。