カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

味の透明感に酔いしれるべき。

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ネギチャーシューのラーメン。しかも麺が極細。冷製パスタのカッペリーナの如き、細さに惚れる。多分、スレンダーな肢体に魅惑ありがちな感覚なのかな。太さもそりゃぁ大事だけど。

 

味の透明感なんだね。塩辛くも無く脂ギトギトでもない。味の清廉潔白な潔さに惚れる。

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ステーキの焼き加減を案じながらも。

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 和牛ステーキがやって来た。そこで昨今の時事カレントな話題を考えながら。

しかし喧しかった。五月蝿過ぎた。衆愚を煽る狂気の連呼。単純なスローガンが大音声で繰り返される。ナチかよ。ゲッペルスかよ。時代は繰り返すか。

 

 民衆大衆一般なる選挙民に最敬礼そして出来もしない空約束の空理空論。あぁ政の宴後。喧噪と狂騒の果て。政治って人間支配の権力関係だから人間の暗部や恥部そしてオゾマしい部分が露見露呈するわけだけど。欲望も暴力の亜種派生の現象なのだけど。

 

 支配非支配を勝ち負けだけで判ずることって難しいな。その異常な状況性を鑑みればいろいろ表現の判断規準も炙り出せるかも知れない。表現も或る種魔性の現象だから。

 

 世の多勢の言説は極々一部の特権的な位相から発する。民主な世の中も叶うべくもない理想論の幻想なのかも知れない。権力のカウンターサイドが皆、衰退するこの文化状況って何だろう。

 

 さぁ和牛しかも大沼牛のサーロインだ。鉄板の余熱で好みな焼き加減を。食するのは我らが国民市民大衆市井の一般人さ。肉欲の肉食。毒を喰らわば皿までもだろ。

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投票終えて寿司喰いねぇ。

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気温も二十度を越すと一気にブレークする躍動を感じる。

区議選の投票を終えて、新宿の街へくりだした。デパ地下でショッピング。GW先取りの寿司喰いをば。

暑いね。選挙戦も熱かった。物乞いの「お願いします。お願いします!」本当にこれで投票率が低かったら。民意も民度も奈落の底かも。しかし違和感だけが強まる選挙だね。

そんな時こそ五臓六腑が喝采勝鬨そして凱旋凱歌を上げる美味しい食事をするんだ。

 

本鮪の中トロだ。どうです?この色合い。この眩し過ぎるエロさ加減は?

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勝利猫が惰眠する。

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微睡む猫。猫は寝ていてこそ。我が世の春爛漫だろう。

 

東京では野良犬はいない。猫やカラスが多い。猫も愛護とかのパターナルな発想で去勢が当たり前だけど。以前、作家の書いた「子猫殺し」のエッセーが物議をかもした。

 

この猫も耳に刻印がある。もう二度と生殖行為ができない。大きな猫だ。領土を奪った、縄張りを勝ち取った猫だ。勝利猫。でも子孫を残せない。誰のせいか。

区議会選挙の物乞い連呼。三十三歳誰それの孫。我が地元の皆さん。

猫ちゃんは眠る。馬耳東風なる猫耳も静寂そのもの。

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イベリコの生ハムを頬張れ!

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イベリコ豚の生ハム。原木からの削ぎ削ぎ。鰹節も削り立てが美味しい。お刺身も然り。蹄が黒なのがイベリコ豚の証だ。

確かにハモンセラーノもイベリコも違いが分からなかった。

「イベリコなんですよ」

心意気が嬉しいのか。この物価高の時勢で敢えての名品を繰り出す。

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何ともエロティックな味わいその風味その色合い。肉感といい肉欲増し増す。

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追悼モンキーパンチ氏。

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大好きなラーメン屋さん「人間ばんざい」に行った。

モンキーパンチ氏のイラストサイン。

 

この真横のテーブルで究極の煮干しみそラーメンを戴いた。氏の功績を偲びながら氏も絶賛したラーメンを啜った。

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ノーサティスファクション!

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駅中のレストランから駅前を望む。2018.5。福山にて。

 

カルボナーラのランチセット。少量だった。全然満たされなかった。ミックが歌い出しそうだ。ノーサティスファクション!

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エキナカはどこもこんな感じなのかな。

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雲仙ハムを食べよう!

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雲仙ハムを使用したハム勝つ。ハム喝。厚切りの熱々だ。

雲仙市への「ふるさと納税」の品目に入っている。雲仙ハム。郷愁なのか追憶なのか。

普賢岳が爆発するまでは温泉やら観光地も活況を呈していたわけだけど。

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騒音も午後8時まで。

 

 選挙の騒音が我慢できないほどだ。やれもしない出来もしない公約とかの。支持者への呼びかけ効果があるにしても。あまりにも空疎な言説が拡散蔓延する。

 

 午後8時までマックスのボリュームそしてタイムリミット。説得でも納得でもない絶叫に酔いしれる候補者たちの寸劇は今週いっぱい続く。

 

 スーパーの店前や住宅街をハンディ拡声器を片手に練り歩く。区議会選挙...。

 

 誰が当選に相応しいか。もう五月蝿く無いやつの方が?

 

 

 

 

ディルを味わうトマトパスタ。

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落ち着いた色彩、エバーグリーン。ディル。ふんわり羽毛の感触。セリの一種。

猫の髭のようなアンニュイだけど凛々しくも威厳すらありそうな。

 

シラスの旨味をトマトで醸すパスタ。ディルとトマトの色彩のマッチング。

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あっぱれな田舎のお肉屋さん風。

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田舎お肉屋さんのパテ、ハム、サラミ..。

 

ピクルスと一緒に楽しむ。酸味とソルトのアンサンブル。前菜だけど赤ワインでもいい。

 

確かにメインに備えて、カタツムリや白のアスパラガスやキッシュもいい。だけど、肉のバリエーションをこれほど味わってその先へ向かっていく。肉を堪能しまくって。

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牛ハラミのステーキを味わおう!

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ステーキは素敵。フレンチだろうがイタリアンだろうがスパニッシュだろうが、おっと和食は悲しくもないけど。ステーキこそが料理の最高峰なんだ。でもいつも思うのはおいしい料理は食材の個別セグメントの固有な素材の美味さを越えた普遍を獲得する。

 

あぁ今夜も素晴らしかった。

 

されど牛肉を焼く。肉を焼くとどうなるか。身を焦がす。身を焼く。

 

肉を食べた後のデザートは肉の残像、肉の残響、肉の未練がまざまざと残っている。

味の記憶を加味した思い出の向かい酒のような味わいを倍加倍増させるチョコと愛す。

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