ステーキは素敵。フレンチだろうがイタリアンだろうがスパニッシュだろうが、おっと和食は悲しくもないけど。ステーキこそが料理の最高峰なんだ。でもいつも思うのはおいしい料理は食材の個別セグメントの固有な素材の美味さを越えた普遍を獲得する。
あぁ今夜も素晴らしかった。
されど牛肉を焼く。肉を焼くとどうなるか。身を焦がす。身を焼く。
肉を食べた後のデザートは肉の残像、肉の残響、肉の未練がまざまざと残っている。
味の記憶を加味した思い出の向かい酒のような味わいを倍加倍増させるチョコと愛す。