カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

居ながら夢想して。

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快晴。雲がない晴天。最近、異世界を巡る思考を巡らしている。アニメやコミックではないメルヘンでもファンタジーでもない寓話の奇譚のような。儚さと憐れそして希望と勇気。活力漲る欲望や安寧。呪術と魔術。マジックリアリズムのもっと先の領域を探求する。

舞台の新宿高田馬場は留学生がひしめく。西早稲田や鶴巻よりも。国際交流は教育交流という話。確かに日本人が外国語を学ぶより外国人が日本語を学んで母国語とトランスフォーメーションすればそれの方が効率がいいはずだ。もっとデジタルツールが発達してスマホで自在に同時通訳できるような状況も今後高まるだろう。そうなればAIの革新もあいまってますます語学という領域が時間的なロスになるかもしれない。

AIに依存した活用した創作も盛んになる。どうしても無駄や努力が省かれてもっと素晴らしいノベルが量産されていけば。出版の業態の激変する。読みたい小説や物語をAIにオーダーすれば最適解の小説が無料で楽しめる。そうなると既存の出版社は地位剥奪の事態に陥る。新聞社が売り上げを落とし続ける。テレビ局も災害速報以外はもうお役目が終わっている。無理してお笑いを見なくてもそれはそれで適当にネット界隈で十分だ。時代の社会のパラダイムは一部の特権階級を生み出し維持促進のフレームアップが間断なく継続するだろう。居ながら異世界へ突入して久しい。もう異世界でもないかも。もっと夢やロマンに溢れた世界だと誰もが思ったはずだが。私たちの異世界とは何だろうか?