日曜の午後5時すぎ。気温が30度近くまで上昇したまこちにトロピカルな気分を演出する気候だ。通りの沿道の植え込みには淡い赤色のツツジが咲き乱れ心を騒がせる鮮烈。
常套な味わい。だから上質。冒険心も下さない快適なひととき。向上心もはた疲れる楽しさ。学習し続けて死ぬまで学ぶのも人生だが。楽しさはそこにはない。こんなうまいカレーと出会えない人生などイラン。
そしてひとつの到達点。AIが素晴らしい世界を構築する前に人間は人生を終えていく。コーポレートカルチャーである以上は収益というキャピタルな運命が全ての立脚点からの逆算がAIの宿命。フェイクと捏造と著作権の横取り。これによって新たな所有権の概念がパラダイムシフトする。
ゴルゴンゾーラ。何か知らないけど不思議な語感だ。マントラを唱えるようなネーミングの響き。このペンネは配線の空洞の長い線上のアリアすら想起させる斜めの遮断線が味をフレームする。だからペンネか。ペンネームも芸名もラジオネームも匿名もそう。秘密めいて謎めいて素敵。
往来を観察する考現学があるけれど誰も次の時代の予兆などわからない。天才の直感やひらめきに頼るしかない.
岸田政権へのジャッジが下された。衆議院補選3連敗だ。これにて政権交代なら激動の日本になるかもしれない。しかし驚くべき投票率の低さだ。もう選挙も一部の連中のイベントになったのかもしれない。自虐時代の本格到来だと思いたくはないが。