カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

小説の自由の前に猫の自由があるのは当たり前じゃないか。

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我が家にも猫がやって来る。内田百閒の「ノラや」の世界だけど、何匹かは来なくなった。

 

彼らは何処へ行ったのかなぁ。悲しいというより上手く言えないが空しい。

 

作家の保坂和志がテレビで外猫の世話をしている様子が放映された。最近も猫にまつわる短編小説を発刊したらしい。いずれ読んでみよう。

 

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読み応えのある文章だった。時評を読みながら涙が出たのは初めてだ。

 

毎日保坂和志は「シロちゃん」の写真をツイートしている。

不思議なのは凄く奇麗な白色の外猫なんだね。多分、どこかで「お風呂に入っている」か「奇麗に洗ってもらっている」かしていると思われる。

 

外猫は一カ所だけじゃない。普通は三カ所くらい巡回している。

 

保坂氏以外のお宅で楽しく過ごしているかも知れない。そんなの猫の自由だ。小説の自由の前に猫の自由があるのは当たり前じゃないか。

 

保坂和志『小説の自由』より『書きあぐねているひとのための小説入門』の方が遥かに実際的なのは言うまでもない。