カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

認知の歪みに気をつけよう。

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銀杏もそろそろ。

 

最近、政治に興味が失せていたけど。独裁色を強める我らが安倍総理だけど、総裁選挙では大いに石破候補と政策論議をやって欲しいなぁ。まぁ自民党員ではないので蚊帳の外ですが。

 

気になるネット記事があった。

news.livedoor.com

 会社に苦手なパワハラ上司がいる新人サラリーマン......。もう仕事を辞めたい、むしゃくしゃする、と思いながら電車に揺られていたら、手の甲が前に立っていた女性のおしりに触れた。

 その柔らかな感触を通して脳に電撃が走った。しばらく考えてバレないように、手の甲を電車の揺れに合わせて押し付けてみたが、女性は微動だにしない。これまでの日常では経験したことのない興奮が訪れ、パワハラ上司のことは頭から一瞬で吹き飛んだ――。

 これは『男が痴漢になる理由』で紹介される、痴漢を初めて経験した男性のモデルケースのひとつだ。こういったささいなきっかけから痴漢の常習者となっていく男性たちは、やがて修正し難い「認知の歪み」を持つようになる。

 それはたとえば、このような考えだ。

●露出の多い派手な服を着ている女性は痴漢されても仕方がない。

●最初はイヤがっていても多くの女性は痴漢されているうちに気持ちよくなる。

●女性は痴漢されたいという願望を持っている。

●今週も1週間、仕事を頑張ったから、自分は痴漢しても許される。

 まともな人には、とんでもない考えであることは明白だろうが、痴漢を行う者は本気でこう考えている。さらには、「自分は痴漢をした女性と一緒に電車を下りて、ホテルに行ったことがある」という信じがたいエピソードをネット掲示板に書き込む者もいる。

 

気になったのは「認知の歪み」という概念だね。これは事実を事実といて受け入れない主体の問題だけど。反知性主義歴史修正主義なんかの連中にも大いにあてはまる。むしろ自己批判しない、正義の味方の大半否全部にあてはまる。正論を言えば言うほど真逆な反応となるみたいな泥仕合がネットで横行しているのも「認知の歪み」なんだろう。過剰な闘争主義なんかも全部そうだけど。

認知の歪み - Wikipedia

 

こういった思考パターンは、その個人に現実を不正確に認識させ、ネガティブな思考や感情を再強化させうるとされている[2]バーンズは、気分や感情は事実ではなく、逆に「歪んだ考え方がマイナスの気分を生み出す」と述べている[3]

 

 

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