カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

師走の日曜は日本酒を楽しんで高田牧舎でピザ食べる。

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石川県の銘酒を醸す宗玄の日本酒会。早稲田の井上酒店にて。

11種の宗玄をくまなく頂く。お店で同一銘柄十一種は到底不可能な利酒体験だ。プロ入交のまことにハイレベルな会となった。

山田錦や八反錦、石川門もん。様々な種米で醸された極上の酒会だ。

 

酒は人間を結びつける祝祭不可欠の喝采当体だ。人間と人間の出会いを彩る。奉納献上の液体でもある。

空きっ腹の日本酒は誠に酔が早いね。

高田牧舎へ。このロケーティングにかなりの妙あり。早大南口。かの村上春樹ライブラリーに行くのもここからまっすぐ。「風の声を聴け」でも「1973年のピンボール」」でも「羊を巡る冒険」も味わいながら。意外に当大学生には受けがよろしく無い春樹だが。なぜなんだろう。近親憎悪なあれなのか。

ピザかなり美味かった。さすが大人気店だ。早稲田大学の春樹の図書館に来館する機会があればこのピザ屋さんはかなりグーです。メルシーもいいけどピザ食べたいならここでしか勝たん?

店前の薪の山が目印。これから受験シーンだから試験終わったらここでピザ頬張るのもいいかもね。受験ノスタルジーなら宮部みゆき「蒲生邸事件」が超おすすめ。時空ビヨンドノベルの傑作だね。再読必至だから読み始めて欲しい。「ソロモンの偽証」も今時分かなりいいかも。春樹は「ノウルエイの森」かな。写実に書いたとかいうけど売れたのは装丁が色合い的に良かったからだと思うね。個人的には「ダンス・ダンス・ダンス」が格段に面白かった。