土曜のお蕎麦をば。大晦日の年越しそばの予約での来店客で満席状態だった。
常連さんたちの上擦った声音もやはり美味しいお蕎麦を食べるぞとの気合と気迫が込もる。
師走の2回目の土曜。
埴谷雄高「死霊」を快読書中だ。首猛夫が津田夫人に捲し立てる。ドフトエフスキーの長広舌のセリフを彷彿させて盛り上がるね。
首君が「死のう団」を表明するシーン。昭和の初めに起きた奇怪な連続自殺事件を題材にした作者の魂胆。政治は命懸けだった昭和の初め頃。
裏金追求で壊れたテープレコーダの如き官房長官の「差し控えます」連発は安倍総理からの継承だがもう人間的にどうなのかな。
この問題は朝日新聞の一面スクープから始まった。森友問題もそうだがこれはジャーナリズムの大切なお仕事だ。チェックアンドバランス。あまりにもメディア介入し過ぎて各メディアがそれこそ萎縮忖度の宣伝部隊になりさがった。それでも朝日は頑張ったんじゃないかしら。ネットではマスゴミと朝日を攻撃する連中も多いいけどやはり真紀子さんの言うように終わっちゃったんかな。不思議なにはこのタイミング。何かの警告だとしたら穿ち過ぎか。
