カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

快晴の鳩たち。

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快晴。ハルウララ?昨日の雨の日に作家の古井由吉氏の東大講演「翻訳と創作」をネットで視聴した、続いて安冨歩氏の講演も見た。論語老子の「道とは」という刺激的なテーマだった。非常に楽しく愉快だった。さすが安冨氏の語りは最高だと思った。

古井氏は東大文学部独文を卒業して語学教師のかたわら翻訳の仕事をした。安冨氏は京大卒業後住友銀行に入行そして東大教授になった。古井氏は翻訳をやめて小説を書いた。安冨氏は男をやめて女装した。満州国の研究してその後中国文化を攻めた。孔子老子。古井氏は小説の

書き癖を治すために読み癖を矯正しようとたくさんの「詩」を読んだ。じっくり詩境を膨らませた。音律と意味。音律と論理。言葉が聞こえるようになった。小説作品は受信機であり音なき言葉を聞く。安冨氏は東大知識人の独特な話法を研究した。そして政治家山本太郎に共感して令和一揆に参加した。馬を引き連れ演説した。