カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

「今言う必要はあるのか?」 「今伝えなければならないことなのか?」

 

書くという行為の自己完結ってあるけど。

 

言葉を超えた事象を言語的記号性を使って具象を抽象で描きながらよりいっそうリアルに具象化するって。

 

何を書くか。どこまで書くか。誰に書くか。興味深くて面白いって「驚き」や「楽しさ」そして感動があるけど。

 

ノーベル賞のカズオ氏の言う「普遍的感情」って間違いなく「感動」があるよね。言い換えれば人間的感動だと思うけど。必ず人間洞察へ。人間性探求やら洞察へ向かって行く。

 

個人的に「事件」が好きで新聞の社会面所謂「三面記事」だ大好きなんだけど。でも新聞記事はテンプレートなんだよね。定型フォーマットに流し込んだニュース文体なんだね。そこで「週刊誌」が登場するわけだけど。

 

休刊した「噂の真相」の編集長だった岡留氏は「ヒューマン.インタレスト」が一番大事だって書いた。人物を書く。ニュースな人物こそ。事物も人物を通じて書く。でも「噂真」って、あれだけの抗議、あれだけの名誉毀損、脅迫..。人間を書くって本当に難しい、よね。

 

これからますます針小棒大な傾向が強まってる。羊頭狗肉の見出しどころか..。

 

「今言う必要はあるのか?」
「今伝えなければならないことなのか?」