カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

週刊文春デジタル 文春リークス あなたの目の前で“事件”は起きている!...。一億総監視を文春がリード..。

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SNSもやっぱりアマチュアなんだね。「文春砲」って芸能レポーター井上公造氏も語ったように「凄い」わけだけど。

 

読者に情報提供を呼びかけてもいたっけわけね。憂さ晴らし..身近に転がるダイヤモンドやゴールドの欠片..。だから..「1984」を巷市井の庶民たちが..こぞって諸手を上げて渇仰しちゃってる世の中になっていた...。密告。讒言。全体主義..。怖い怖い。

 

公造氏も「ボクらの時代」で語ってたけど、「知ってしまったら、喋りたくなる」その噂の力ってあるんだそうね。

 

喋りたい喋りたいって、知りたい知りたいよりも..強烈な欲望なんだね。文春砲を使う司令官はもちろん..近現代史を紐解かなくても明瞭なんだけど..。

 

撃たれた連中を列挙すればその反対の利害当事者が浮かび上がってくるよね。

 

吉田修一って作家の「橋を渡る」は面白かったけど、週刊文春に連載だったよね。

 

作中、事件を渇望する登場人物が編集デスクに直電するシーンがとても印象的だった。

「もっと事件が欲しい、もっともっと!」凄いよね。