今、グルメノベル「鱸（すずき）」と「1988」それに改題予定「シナモンホテル」を同時に執筆しているけど。
「鱸」は「バル！バル！バル！」の続編的なノベルで和食店の話なんだけど。グルメ狂騒なんだね。
「1988」は大学シリーズの系譜。経験的「青春論」のような体験的な小説なんだね。
イシグロ氏のように「普遍的感情」から創作していくのではなく、自分の体験的物語を換骨奪胎して「感情」を探索抽出して「普遍化」するみたいな感じ。でもその方が書くのは楽しい。なぜなら書きながら生きる事が出来る。自分史の追体験が出来る。
そしてその書く行為を通じて体験したことを記憶していく。そのノスタルジーが甘くて苦くていいんだよね。記憶を作って追憶するってことが。
書く事でしか味わえない。ノベルを書いていこう！
