カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

カウンターでカレー。

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昨夜は強風吹き荒ぶ寒い1日となった。そんな金曜日の夜はスパイシーな辛いカレーが無性に食べたくなるものだ。カウンターに座り赤ワインを飲みながら絶品カレーを堪能できる幸せを共々噛み締めながら。

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ピノノワールナチュラルワイン。

いつもの飲食店のワインであれば白から肉系料理で赤をいただくのだがここでは赤で始まりそれで終わる。グラスよりもカラフェそしてボトルという段階的な楽しみもあるのだが、一本入れる方が楽しい。白に比べて常温放置でありつつもセリフな気軽さのあるカウンター文化では毎回注ぐたびに残量をチェックしていささかの気休めめいたアンドやら残量からくる剰余な気分すら楽しめたりする。

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渋谷のバーのマスターが書いた文章に常連が楽しむポイントが記されていて興味深かった。飲食店を営むももはや作家の収入の方がうわまった氏の曰く、いつもの雰囲気でいつもの味を楽しめていつもの値段であること。

そのマスターの店は一人客は断っている。ところが私の通うこのお店は一人を歓迎する。しかも女子の一人客をターゲットに店作りを目指す。マスターは無駄口を叩かない。マスターにも語りかけない。確かにそうかもしれない。客はいろいろな思惑で店にやってくる。しかし他の客が耳障りに思うような会話が延々と続くのはよくない。店内の雰囲気といえども公共空間であるのだから。マナー違反の客に激怒した店主がムカついたからとsnsにアップされ攻撃された。そのお店のお酒の値段にびっくりした。四合瓶6万。楯の川なら破格に安いけど。どんな日本酒なのか。飲食店で自由にお金が使えるほどの金持ちならいざ知らず。

非日常を求めてやまないが非常識な店は要らない。顔つきの悪い店もいらない。自由に安寧できる空間でなければならない。