カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

脳内沸騰。お刺身を食べながら。

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真夏の会席料理。お造り。今は鱸や鯛そして鱧やら鰻やら。和食は野菜と肉系がないけど、出汁ベースに日本人にマッチした食文化のベースがある。

 

北朝鮮がまたしてもミサイル発射。最近の報道は「非正体」否「飛翔体」と報じているのは如何かな。何故、こんな事実を歪曲するような報道をするんだろう。どうしてこんな不誠実かつ不正確な報道をするのだろう。オーエルの「1984」を思い出す。恐るべき二重思考だ。言葉が本来の意味内容を真逆に変容される。信と知の関係性なのだけど。報道機関がそれをやってしまうなんて。選挙が終わって「れいわ」「太郎」なんて堰を切ったように言い出したってどーゆーこちっちゃ。ポピュリズムは大衆のエリート批判がベースにあるとかいうけど、報道機関はやっぱり知的エリートなんだから、しっかり自己批判しながら、大衆迎合でも大衆批判でもやって欲しいな。我らの安倍総理が夏休み中にこんなミサイルを二発も発射した北朝鮮のこのタイミングもしっかり見極めながら。

 

ノベルをいろいろ試行錯誤している。脳内思考実験なのだけど、島の小説をシコシコ考えている。やはり自分が実際に見聞したことをベースに脳内思考した方が面白いと思う。真夏のコスプレ撮影真っ盛りの今だけど、舞台設定は5月下旬だ。島のイベントも終って閑散とした無人島に男が渡る。ノスタルジーな島だ。かつて幼少時代、海水浴や魚釣りで訪れた。そして憧れの人と...甘美な記憶が喚起され、男は歓喜する。島に向かう船、その船中ではコスプレイヤーとカメラマンと呉越同舟。まだシーズンではない。男はコスプレイヤーの正体を知った。追跡された既視感。無人島で繰り広がるワンダーランド、ハードボイルド。まるで村上春樹ならぬ、村上海賊の末裔。美女と財宝。島がまるごとダンジョンになって、男はめくるめく..追憶の彼方へ漂流する。島の向こうのまだ見ぬ島々へ。

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