久方の覆めん花木へ。特製ラーメン。麺大盛り。味玉1つ追加。夕日のカウンター。西陽が差して。
ラーメンは国民食だからいろんな連中がやってくる。その中の私僕俺だが。このラーメン店も不心得なマナー違反には厳しく注意を喚起する。代表並びやったやつは永遠追放とか。店の傍にゴミ捨てるな。そんな至極当たり前なことができない奴らもいる。テーブルの消毒液あれね。食べてる隣でシュッシュされたらラーメンまずくなる。今日、そんなことされたやつがいたのは事実だ。
昨日はビルの屋上でパーティ。今回3回目の参加。恒例定期性を帯びる自由な集いだ。
お魚屋さんのビル屋上とあって素晴らしき刺し盛りが給され感動する。
そして手巻きの酢飯が登場!
山梨のワイナリーから直送便でマグナムの三郎ワインがお出まし。
宴たけなわ。花粉強風関係なし。
二人の外国の方々の離日のお別れ会でもある。
エンドレスの宴は続く。
無灯の宴になって。野外の宴の日没模様。
記憶も朧げのロングタイム。風にふかれ直射日光を浴びてしかも暗闇の中までも。
もちろん毎日食べても美味しいカレーはある。カウンターに向かい赤ワインを飲みながらゆったりJAZZを聴きながら待つ。昨日の夕刻のんびり過ごす非日常のひととき。
スパイスの効いた辛口のほのぼの。複合の複雑なしかし圧倒的な旨みがスパイスの真骨頂なら化合する技が冴えている。
これぞカレーたまご。いい感じだ。
ここのカレーは熱々ではない。和食会席料理のお椀が熱々でないように旨みを広げるにはぬる燗の塩梅。ラーメンは熱々が美味しい。それはそれ。
ハンバーグも美味しそう。多分このハンバーグをサイドにおくとまさにハンバーグカレーたまご!
最近はまるチリコンカン!
土曜の夜が始まった。
まるで日本の日の出のような。新たな時代の幕開けのような。日輪じゃないかな。
メディア各社が「日銀マイナス金利の緩和解除」を流した。ドル円は織り込み済みか上昇加速の149.00突破。元財務官僚の高橋洋一によれば「安倍さんの頃はこんな地ならしは厳禁だった。今の政府は全然ダメだよ」だそうで。このリークにびっくりして「誤報」にひっくり返すかも知れない。怖い怖い、その時は格段の上昇となって160くらいまで急伸するだろうか。そうなるとあの大臣が「注視する」と呟き、火星人のような財務官が「断固たる措置を準備する」と常套の口先をいうのかな。でもやらんだろうな。できないんだよ。やりたくないの。
だって円安だったから株価指数の日経平均が史上最高値に行ったんじゃないの。売国で外国勢をボロ儲けさせていつものように大多数の自国民庶民平民愚民たちを苦しめてこそ自分たちの存在意義があると思わしめることばかりしているじゃないの。だから「緩和はずっとやります」アッピールをやってるじゃないの。植田総裁。東大の先生だったけど。米国で経済学を学んだ連中ってみんな米国優先の思考回路なのが面白い。寄らば大樹の陰かよ。でも米国は日本のこと全然思ってないし考えてない。米国ドラマ観てるとわかる。日本人は存在感ナッシングだ。それほど無関心。
それにしても米国はいつまでたってもインフレは治らない。なぜか。金利関係ない巨大企業がますますもうかっているかららしい。でもリセッションをちらつかせて誘い込んで思いっきり上昇燃料にしようという抜け目ない連中がいる。小幡先生も米国帰りの学者だけどもっと正確に現状分析してほしい。暴落すると書いているけど全然じゃん。他にも米国外資で働いた評論家も米国が暴落するって断言してたけどもう四月だよ。来年のこといったのかな。皆外れてる。それでも評論家やめない。こんな簡単で気軽に稼げる口先のお仕事は他にはないからね。しかも外れても⭕️なのだ。自己責任の免責事項に守られた最高の職業だ。大外れになってもそれでも⭕️。逆にファンから同情されて儲かっちゃう。
さて春のポカポカ。花粉ぷんぷん。のどカラカラ。体調に気をつけよう。
廃屋の寂れ具合。荒涼とした風景に心も荒む。
壁の穴から大量の飛び虫の群れが。危うくやられそうになった。
この家屋はいずれ国家の所有に帰するのか。
ランチタイム終了のようね。まるでアジール。
久方ぶりに見るこの困惑。行政の強制執行だ。これじゃぁ他の人も利用できない。表の張り紙まで確認しなかった。工事するのかもな。知らないけど。新たな美しいベンチに作り替えるのかな。多分?
この囲いの中にあるベンチにいつも独りのおっさんが缶酎ハイを呑み酔っ払っていた。ずーっと毎日。まるでワンマン貸切の居酒屋のように。鳩に餌をやったり雀を追い払ったり。誰かの通報なのかたまたま区の職員の職質があったのか。それでもこんな事態に陥るということはかなりの面倒な鍔迫り合いがあったのかも知れない。多分おっさんは習慣を変えていないだろうな。少し歩くと時計台の近くのベンチでおっさんが妙な大声を出していた。こいつの自由と公衆空間の治安維持のその防衛とそりゃもう明らかだが。ただ単に工事するだけのことかも知れないけど。
外国人の不法問題もそうだがこんなおっさんの問題もある。でも毎日缶酎ハイを飲み続けるだけの財力があるのは確かだ。インバウンドで金持ち外国人から利を得ようとする国策の陰で孤独な老人たちの小さな闘いは続く。単に工事が始まるためかも知れないが。
桜のライトアップの準備が整う。
橋の前のトイレの脇で大量の鳩が群がっていた。子供連れの外国人母親が餌をやっていた。
注意するのが面倒臭かった。花粉も飛んでいた。餌やるなの看板にはハングルも入れておいてくれ。
昨夜はカレー。赤ワインとスパイシーカレー。香川県民が毎日うどんを食べるように。インド人が毎日カレーを食べるように。私は定期的にカレーを食べる。しかもスパイスの辛いやつ。習慣性と依存性。食は生活の要であり人生の妙味の糧ですらある。香辛料は麻薬の成分も含味される。誠に厄介な恐ろしげな成分やら効能もある。ボタニカルこそ探求のコアエッセンスだ。食事制限に凝る人々も植物だけは外せない。草木靡かせてこそだ。思想信条の根元に食は君臨する。
3月19日の正午前後にマーケットがどう動くか市場関係者たちはワクワクドキドキだ。その前哨戦がいつも外紙メディアが仕掛ける。期待と願望その合わせ技や如何に。「ゼロ金利緩和必至」だの「利上げは必須」とアドバルーン。外国勢は勢い付いて。ところが事なかれ無責任体質の我が国の官僚機構は保身に直ぐ走っちゃう。誰も責任取りたくないからね。直ぐ火消し。前三後一か鮮やかなフィードバックかバックファックか知らないが。国会で植田日銀総裁の言質で流れは変わった。更に昨日の「デフレ脱却に至ってない」と答弁する役人原稿丸読み棒読みの不人気メガネのお方が円安維持を頑なにする。だって円安だからインバウンドも財界のファイナンスも何もかも裏金の原資だって確保できるし防衛増税の源泉もキープできちゃうと思い込んでいる権力者のご都合が今の日本売りその円安なんだからね。
辛めの大盛りスパイスカレーだ。これぞカレーたまご。いい感じだね。
香辛料は凄い中毒性がある。辛味の中毒。病み付きさ。小説も病み付き成分を取り入れるといい。恋愛や性愛。復讐や冒険。ミステリーや残虐。滑稽や諧謔。ユーモアもペイソスも。春樹が何故売れるか。ラブロマンスだからね。まだ性愛をシコシコ書き続ける。売らんかなの春樹は今年もノーベル賞ダメかも。短編「夏帆」母校の講堂で自作自演の朗読会やったけど。あんまし短編は面白くないのが春樹なんだけど。
赤ワインとチーズ盛り合わせ。青黴チーズとはちみつが最高にあう。そこの赤ワインのタンニンが加味される。すると結婚!マリアージュじゅ?化合反応がハンパない。
昨夜は恒例の蕎麦屋へ。改築中のビルももう少し?また広々とした空間になればいい。蕎麦は他の客の声が聞こえないくらいの広大な店内が欲しい。体育館や劇場の中みたいな空間でポツンと一人ズルズルしたい。
いつも注文する「穴子天ぷら二色せいろ」。これが一番気に入っている。今回の穴子の大きさそのサイズは合格だ。もっと図太くもっと太々しい穴子でも全然構わない。
さて蕎麦前の嗜みもnothing。日本酒も飲まない。キリンラガーがいい。桜蕎麦。いい色している。
桜が咲く頃はロゼワインが流行る。春の色彩が桜ピンク色に収斂されやすい。片方の蕎麦の桜色がいい。
YUI「CHE.R.RY」を聴くと桜の咲く頃を思い出す。ちなみに「チェリー」が「チャリー」にしか聴こえないのが面白い。何気に面白い発見がある。YUIはわざとそう歌ったのか。無意識のまるで第七官界彷徨のごとき話になってしまうかも知れない。
ところで松田聖子「チェリーブラッサム」って桜のこと歌ってないんだよね。桜の蕾が新しい私なんだろうね。この楽曲は天才財津和夫が作曲したけどイントロが最高だね。「夏の扉」は夏の曲だけどこれまた天才財津和夫が作曲した。作詞は三浦徳子(よしこ)だけどこれまたイントロもいい。間奏もいい。
作詞家と作曲家。作詞が先か詩が先か。宇多田ヒカルや桑田佳祐のようなシンガーソングライターは文字と音の同時進行かも知れない。文字はもともと音響性と一体だから韻もあれば音列もある。歌詞から音が出てくるのかどうか。
松田聖子の「制服」はユーミンが曲を書いてその後に松本隆が曲を付けた。
「まさか卒業式の曲になるとは思いませんでした」ユーミン後日談。ユーミンは本当にたくさんいい歌を作っている。
2011.3.11から2024.3.11へ。あの大地震の時、菅直人が総理大臣をやっていた。都内でもかなり揺れた。電車が止まって帰宅の群衆が道に溢れた。まさかの原発事故が起きて電力不足に陥った。電力輪番制。停電を余儀なくされた地域もあった。コンビニやスーパーから商品が消えた。放射能シンドロームが蔓延した。この国土に原発が50基以上もあった。全部止まった。地震後しばらくして当時総理大臣だった菅直人の講演を聞いた。賛否両論の毀誉褒貶の人物だが頭脳明晰だ。原発事故の収拾がテーマだった。理路整然の語り。成り上がった才覚を感じた。マスコミが伝えるイメージとちと違う。
防災服を着た菅直人が東電に乗り込んで演説した時の映像が未公開だった。あの時東電の言うことを聞いていたらどうなっていたのか。あの時菅直人ではなくて政権が自民党だったら。世襲のぼんくらが総理大臣だったらこの日本はどうなっていたのか。今の総理がもし。あの安倍さんがもし。いろいろ走馬灯の如くIFのイメージが流れる。
次はどこが揺れるのだろうか。
毎年の今頃。受験生の多くは既に入試が終わり合否も判明している。今月いっぱいは人生最大級のモラトリアムとなる。新生活目前の休暇ホリデイ。新居契約や家財道具の新調。入学手続き漏れなく。
アップルが電気自動車の開発を断念するらしいと報道があった。車の次は家という流れも変更するかも知れない。そうなればアップルルームを完備したITハウスも誕生が危うい。あの顔面にモニターをくくり付けて作業するvision Proの脱着性の難儀さよりもアップルハウスの可能性。室内がもう電脳ワールドになっていて身軽で作業と実生活を分離できる。とにかくテクノロジーは矛盾していて楽になるため便利になるためのはずが逆に新たな問題が出てくる。ワクチンの副作用が今頃になってメディアで取り上げられるようになった。安全より安心とか言って科学的でないとかの批判もあったコロナ事態の空気感と同じで推進派は世論の分断を画策してついには両論併記へと賛否両論で押し切る。対策を促す声には「どこにそんな金があるのか。財源を示せ」と常套の反論する。推し進めることにははじめに決定ありき。
xのポストに「自殺します」「親族より他界したことをお知らせします」と同じxのポストが流れた。虚言や罵詈雑言を吐いては金を無心していた男だった。視聴者の大半がアンチだった。それでも昔は大金をゲットできた。偽悪でもなく愚劣を装うでもなく。自殺宣言、遺体発見?生存確認もなんだか嘘っぽく感じてしまう。
台本の矛盾もあっけないほど簡単だった。新宿歌舞伎町のあの広場で「キャッチバーでぼったくられて全財産なくなった」と「助けてください」と配信した。その後「お金もらった」のか不明ながら新幹線で帰路に着いた。初めからそんなことはなかったのだろう。こういった視聴者への行為を「試し行為」というらしい。あらかじめの台本もみなにばれてしまう。
人間がどこまで堕落するのか下劣になれるのか。そんな人間性への挑戦を繰り返した。
好意で賃貸入居していたが警察沙汰になって絶交したりした。付き合っていた配信女が警察に通報してやってきた刑事を隠しどってそのまま配信したりした。女と同棲したり旅したり。しかし結婚までいかず別れた。
ティコパンのパン達とCOEDOビール。クラフトビールは色々あるけどCOEDOとベアードビールかな。COEDOは間違いなく白が一番美味しいと思う。ベアードは帝国IPAかな。ともに無濾過という極上クラフトビール!
そしてティコパン。病気からの完全復帰を祈る。
パンとビールはこれまた相性がいい。同じ麦だからか。それとも単なる偶然か知らないが。
大企業のビールはもう何が何だかわからないほど色々あるよね。そして味が変わってしまったよね。利益が優先だから仕方ないのか。悲しい。
クラフトビールはそりゃ値段は高い。でも機会があれば積極的に味わいたい。美味しいビールは何よりも優先されるべきだ。
作家の開高健が「パンが美味しくなければならない」そんな趣旨の会話を「夏の闇」で書いた。フランスをこよなく愛する食通の作家だった。「輝ける闇」も「夏の闇」も「漂えず沈まず」もどれもいい。戦争ルポと同時に書いた第一作やそのあとのトラウマに支配された第二作そして未完となった第三作。パンをもっと味わいたいと思った。村上春樹「風の歌を聴け」を読んでビールが好きになったように。