カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

いんでにょーれ。サプライズパーティの思い出。

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早咲き桜。寂しげな先駆。孤高を祝え。誉の凱歌。酒に悦凱陣という銘酒がある。香川琴平の日本酒だ。純米酒にこだわる。

モチーフの模倣が面白い。後続の継承たる続編は期待が大きい分がっかりすることも経験則でみても多い。期待しないと予想外で喜びも多い。パーティもサプライズされるとなんだかんだされる方は喜びがマス。

ドイツ人夫妻のサプライズパーティに参加したことがある。旦那の誕生日を自宅で開いた。日本に暮らしてさほど日が経っていなかったがかの東日本大震災のあった年の秋だった。原発事故があってその時には放射能がやばいと言うことでドイツ人たちは西に逃げた。世界的にも日本の中にいると世界がどう日本を見ているかわからない。あの時、日本在住の外国人たちは危険を察知して即避難した。それから安心できて帰宅してしばらく経ってからの流れだ。

ドイツ人夫妻が焼肉屋の隣のテーブルに居た日本人夫妻と仲良くなる。奥さんは看護師で旦那は陸上自衛隊の幹部。彼によると地震が起きて30分後には戦闘機に乗って偵察に向かったという。自衛隊OBの佐藤氏がもっと国政で頑張れば嬉しいと語った。佐藤先生を応援すると語った。奥さんは聖路加病院に勤務する。女優の長谷川京子似にていた。英語かなドイツ語かな。部屋に「まぁ日本語でも大丈夫かな」と言いながら入ってきた。精悍な日焼けした夫を引きつれるように。パーティの主役のドイツ人の旦那はパブで知り合ったヒロ氏にいろいろ日本で生活する様々なサポートを受けた。ヒロ氏は留学経験があり英語が堪能だった。彼の奥さんは広島出身で綾瀬はるかに似ている。旦那が英語で話している横で「日本語ではなさんかい!」とお冠だった。「きっぽって意味知ってます?」

「知ってますよ。傷跡です」「ここじゃ通じないんですよ」「いんでにょーれぇ」もだめだった。