カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

祝祭のステーキ。

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アンガス牛のロースステーキ。素材もさることながら絶妙の火入れだ。魯山人も「如何に美味しく料理を作るか」の問いに「素材第一」と即答した。料理人の腕も最高級素材があればこそ。ボニュの来栖けい氏は「記憶に残る料理」しかもその一皿を目指す。さすがラッキーボーイ、宝くじで当てた二億円をグルメに費やした美食王、食の蕩尽王だからこそ言える境地なのかな。

さてステーキだけど、いきなりステーキが業績厳しくて、ホリエモンの和牛マフィアが絶好調で。確かにステーキは非日常を楽しむ祝祭料理の極致なのか到達点なのかフレンチでもそうなのかな。記憶って思い出してこその事物事象だけど、どうやって記憶を喚起させるか。日頃の創造的主体、もしくはエスを鍛錬する以外にないらしくて。主観をトレーニングする。五臓六腑に流し込んで咀嚼した後の摂取吸収の体内血流の最果て。

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