カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

そりゃそうでしょ。楽しませてもらいましたとも!


新作ノベル「傲慢パスタぁ」は脳内編集会議も最近、活発化してなかったのだけど。ある転機が訪れたかも..。鮮烈なインパクト..その厳かで傲慢な..経験すらが..。モデルとなる事象はゴロゴロある。コロコロ転がる。

 

今や5作をローテーションよろしくシコシコチマチマ。町田康が言うには「一作ずつ書け」「同時に複数書いても永遠に終らない」とかの恐ろしき啓示..。

 

あの長編「ホサナ」の救いのない暗澹たる小説世界を彷彿させちゃってさ。

 

書いても書いても終らない。書き直せば書き直すほど、読み返せば読み返すこの延々たる終わりなき執筆..。

 

だから締め切りがある。敏腕の編集者が監督コーチしてくれて。教え導いてくれる。

テクストを現金に換えてくれる出版社とかの存在が..。読むことに換金性の一助があるなんて。書き上げるその結果に現金の明示があるなんて素晴らしい。

 

米国とかでは探偵が提示するように「前金(必要経費を除外した)」があって書くモチベーションが維持され、目出たく書き上げて、出版されるとその本礼が手厚く支払われるつまり、成功報酬..。

 

職業の小説家を書いた村上春樹は実に明示している..。俺はお前らとは違う。

 

そりゃそうでしょ。楽しませてもらいましたとも!