大人気の高太郎@渋谷へ2ヶ月ぶりに来店入店した。お店が九月の半分以上お休みだった。
久方のカウンター中央に座す。旅の話や大好きな銭湯や「東中野」やらいろいろ会話も弾んで時間も楽しく経過する。
渋谷に向かう道すがら喉の渇きが凄まじかった。日本酒を飲む前の泡祝い。生ビールこそ最強だ。
そして滋賀の琵琶湖の近く。かの魯山人記銘の銘酒をいただく。ひやおろし。
いろいろ書かれていますね。
ツキダシ。野菜ゴロゴロ。株が美味しい。市場でも爆上げですけどね。
いきなり悦凱陣の「興」が出ました。蔵元の名が入る気合の入った純米吟醸です。
ハンコがないので直引きですかね。
お造り。バランスが良くかみごたえあり。サワラが凄く印象深かった。炙って嬲って。村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」にもシナモンだのナツメグだのサワラだのクレタやマルタやカタカナの名前がオンパレードね。村上文学の最高峰なのかもしれないと思いますね。
千葉の知人の落花生だという塩茹でのシンプルながら身が固くて美味しい。お豆は生硬がいい。
どぶがわとかいろんな語感の響きがあるけどどぶ最高!
いろいろ書かれてますね。
茶碗蒸しの葛海を舞茸が漂う。海中その底には蛤があるそうで。
カスタードな味わいの焼売なんですが雨の神田明神での日本酒祭りで初めて食べてからの記憶が蘇ります。ヨージさんが蒸し具合を刺しながらチェックしていたあの光景。鮮烈に喚起します。
美男美女の蔵元夫婦の醸す素敵な美酒。雀とくれば風流江戸雀。急逝の女流漫画家杉浦日向子さんを偲びつつ。
ささみと胡瓜。ささみより胡瓜の味わいに感動しますね。
「大盛りです‼️」さすがカウンター中央のポジションありがたや。高太郎らしい看板ムードの一品ですね。クレソンがタワーじゃぁあないか!
もずく。海のもずく。
さてジンジャーハイボール行きます。〆近く。
今夜のトリは鶏天です。たっぷり土佐酢に浸しながら泳がせながら。
陸橋から桜丘の方へ詩境を深めスマホをかざします。
アングルとベクトル。写真だけではつまらないので一句興じます。
雨降りて
輝く先の
帰り道