カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

吉田修一『国宝』下巻を快読中!

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さぁ今夜こそ。冷製パスタを食べるぞ。

 

長崎に原爆が投下されて、今日で74年が経った。

今読む『国宝』吉田修一著。歌舞伎の世界のお話だけど、長崎の任侠一家の息子が歌舞伎女形の精進に励む物語だ。長崎は今日も雨ダッタのかな。知らないけど。真夏の今頃だったのかな。そう言えば、長崎出身の作家さんだった。福山雅治もそうらしい。「ばってん」とかカッコいい。

 

この小説は語り口が古風でよいね。いきなり場面がビヨンドする。構成がしっかりしていて、物語として安心して読める。やはり物事には道筋や構造が大切かな。サージ形式でもあるけど。長崎弁、大阪弁、東京の標準系。方言織り交ぜの会話は楽しい。

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