台風24号 鹿児島や宮崎が暴風域に 西日本に上陸のおそれ | NHKニュース
緊急事態法が快晴だか貝灰汁だかの憲法法案に盛り込まれる。立憲的な観点から言ってもとても尋常ならざる文言だ。これこそ「緊急」事態だ。
まるで安っぽいチャンバラのような「剣法」法案だ。永久永遠の基本的人権にも制限をつける。どんな魂胆があるのか。今の統治権力を握る集団の幾重にもつらなる利益追求の輩達の思うがママだ。かのマルクスがいう「民衆をジャガイモのように」しか思わない支配階級の発想だ。大衆を操作し管理し支配する。思考停止のファン軍団として利敵行為を封じ込め忠誠心を植え付ける。
社会心理を操作するのも巧みだ。今や日本のマスメディアは「忖度」に窮する。そのキーワードが「公正世界仮説」である。
公正世界」であるこの世界においては、全ての正義は最終的には報われ、全ての罪は最終的には罰せられる、と考える。この世界は公正世界である、という信念を公正世界信念(belief in a just world)という。公正世界においては 今まで起こった全ての出来事が、公正・不公正のバランスを復元しようとする大宇宙の力が働いた「結果」であり、 そして今後もそうであるだろうことが期待される。この信念は一般的に大宇宙の正義、運命、摂理、因果、均衡、秩序、などの存在を暗示する。公正世界信念の 保持者は、「こんなことをすれば罰が当たる」「正義は勝つ」など公正世界仮説に基づいて未来が予測できる、あるいは「努力すれば(自分は)報われる」「信 じる者(自分)は救われる」など未来を自らコントロールできると考え、未来に対してポジティブなイメージを持つ。一方、公正世界信念の保持者が「自らの公 正世界信念に反して、一見何の罪もない人々が苦しむ」という不合理な現実に出会った場合、「現実は非情である」とは考えず、自らの公正世界信念に即して現 実を合理的に解釈して「実は犠牲者本人に何らかの苦しむだけの理由があるのだ」という結論に達する非形式的誤謬をおこし、「暴漢に襲われたのは夜中に出歩いていた自分が悪い」「我欲に天罰が下った」「ハンセン病に罹患するのは宿業を負ったものが輪廻転生したからだ」「カーストが低いのは前世でカルマが悪かったからだ」など、加害者や天災よりも被害者や犠牲者の「罪」を非難する犠牲者非難をしがちである。
例えば「自業自得」「因果応報」「人を呪わば穴二つ」「自分で蒔いた種」など、日本のことわざにもこの公正世界仮説を支持する言葉がある。この仮説は社会心理学者によって広く研究されてきており、メルビン・J・ラーナーが1960年代初頭に行った研究が嚆矢とされる[1]。以来、様々な状況下や文化圏における、公正世界仮説に基づいた未来予測の調査が行われ、それによって公正世界信念の理論的な理解の明確化と拡張が行なわれてきた。[2]。
なお、実際の現実のこの世界よりも公正な世界であるこの世界を定義する用語である「公正世界」とは反対に、実際の現実のこの世界よりも邪悪な世界であるこの世界を定義する用語は「Mean world」(訳語不明)と言う。また、公正か邪悪かはともかく、「この世界」が取り得るすべての世界(「可能世界(possible world)」)の中で最も善い世界のことを「最善世界(Best of all possible worlds)」と言い、ゴットフリート・ライプニッツによると現実の「この世界」自身が「最善世界」だという。
誠に権力サイドには都合のいい仮説若しくは信念だ。だから度を超した弱者や被害者バッシングが毎度毎度、起きる、というか忖度メディアが煽る。
そして人間ではどうしようもない天災に対処するために「剣法」に緊急事態法なる悲しい歴史教訓を逆手に執ろうとする。
台風24号が接近中だ。我らが安倍総理は何してるのかな?もう総裁選も圧勝して油断しているのか。次の組閣メンバーでも試行錯誤しているのかな?
別に「緊急事態」とかの関心もないような事態じゃないかしら。
今朝、日テレを見た。詳細且つ綿密そして執拗な台風報道だったけど。直近の台風災禍をなんかも映像で流した。怖い。恐ろしい。ヤバイ。そう思うよね。