カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

韓国映画「楽園の夜」の余韻が消えない。

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韓国映画「楽園の夜」を観た。アクションシーンの激しいしかも暴力を渦巻かせる囮や罠が謀略が満載だ。舞台はチェジュ島だ。ヤクザの内部抗争の顛末がヒロインに及ぶ。出演のチョン・ヨビンは本作で映画賞を獲得した。クライマックスはヤクザ数十人を銃殺するシーン。息つく暇なし。これぞアクション映画の醍醐味だ。しかも余命僅かの難病に罹っており復讐を遂げると警察の追手が迫る最中、海辺で自殺して終わる。激しい余韻が今も濃厚だ。

いつも韓国系のドラマや映画のアクション作品を観て思うのは廃屋に拉致して椅子に括りつけて拷問する凄惨シーンと最大限に血液をばら撒く流血シーンの過剰さだ。エロは乏しいがゲロとグロは目を背けてしまうほどリアルでオゾマシイ。