オーストラリア牛、その部位はイチボ。
イチボは、簡単に言うと牛のお尻の先部分の部位です。お尻部分の肉自体は、「ランプ」と呼ばれていますが、イチボはお尻の下部にある部位です。この下部にある部位ですが、臀骨部分がH型のためにエイチボーンと呼ばれており、それが縮まって「イチボ」というネーミングになった、と言われています。
イチボは、カルビのように目に見えるような脂感は無いのですが、旨味がしっかりとある赤身であり、硬さは無く柔らかな肉質ですので、普段希少部位を食べ慣れていないという方でも、抵抗なく食べることができるのではないでしょうか。
肉は赤身がいい。マグロだって赤身が脂乗り乗りより、上品だし格調高いわけで。