烏賊墨コロッケのハンバーガー。熱々の烏賊墨が溢れる。火傷しそうになった。糞熱い墨を吐く烏賊か。
大昔、鞆の浦の仙酔島で釣りをした。烏賊ならぬ蛸を釣ったら墨を吐いた。
昔の話が面白い。
俺が駆け出しのころだ。見城がまだ角川書店にいた時代だ。角川書店担当Sに上司の見城を紹介された。編集者なのにチープな文学意識の抜けていない薄気味悪いマッチョだった。自費でつくったらしい阿部薫の本をわたされた。ま、それはいい。
— 花村萬月
花村萬月の小説は読んだ事は無いけど、作家志望に厳しい話を読んだ記憶がある。
それと、村上龍と角川春樹と見城徹の鼎談で龍が「どうして俺の小説を読んでないのに凄いとか言うんですか?」って言った。