ビールの誠に美味しいシーズンが到来する。花粉飛来で散策を自粛しているけど、そろそろ杉はピークを過ぎた、かおる?檜はまだ四月いっぱいらしい。
エウプリルフールなサンデー、銀座で能楽を楽しんで、軽くロゼワインを飲んだ。エノテカのワインバルだね。軽く潤して「銀座ライオン」へ行った。
生ビールをガバガバ飲んだ。ビアホールの高い天井を見上げながら能楽の数時間の圧縮した閉所の圧迫からやっと開放された。
能楽はもっと広く世の中の知れ渡るべきなのだが、なかなか難点も多い。
まずは「何を言っているのかわからない」これはどうにもこうにも、アウト。粗筋を理解してもやはり謡が明確でないとつまらない。
両隣の年配の方々は「テキスト」と首っ引きで舞台に一瞥もせず、書き込んだりしていた。これも難点。せっかく目の前で大迫力のシテとワキが掛け合いながらやっているのに、コンサートでオーロラビジョンをずっと見ているようなものだよ。