カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

チョコな日。

f:id:coolmactatuki:20240214084951j:image

昨日も今日も明日も春爛漫寸前の陽気だ。チョコレートの異常消費の日である。なぜ女子が男子に恋心のトリガーとしてチョコを贈るのか。そんな贈呈をモチーフに丸谷才一「女ざかり」は書かれた。ギフトカルチャーの不思議。村上春樹は航空会社の機内誌にウイスキーのエッセーを書いた。モルトウイスキーを専門にするバーでは必読書だ。小説家は自分の書いた文字がシングルモルトウイスキーだったら素敵だろうなもっと稼げちゃうよなという妄想のような願望を抱いた。レストランのディナーの後の5cによればcognacとchocolateやcheeseそれにcaviarそれから coffeeがある。cigarあれ?まぁレストランのあとはバーで過ごせというわけだね。その目的は深い会話。密談やら謀議やら。その為の会食の流れというわけだ。副総理の麻生太郎氏もそんな1日の終わりを今も優雅に過ごしているのかな。帝国ホテルの会員制バー「ゴールドライオン」にてと首相動静でよく記載されていた。庶民的でないとか言われてむくれちゃったけどね。漫画ばかり読んで漢字が読めないとかいわれた以上に過剰な反発をした当時の総理大臣麻生太郎氏だがやはりそれほどバータイムは大事な時間だった。

フランスはケーキといえばチョコらしい。サラヴァン氏はチーズのないケーキはなんとかの女だとか書いている。食欲と性欲を絡めながら氏のグルメ論は展開される。

チョコが恋心のメディアになってビターで切ない物語をギフトする。恋のセレモニーのチョコっとした効能を愛よ。