バカラのグラスで乾杯。祝杯のスパークリング。バースデイの祝い酒。
なぜ、人は泡を飲むのか。炭酸嗜好が強まる。酸性だから歯が痛むが。シュワシュワ。
有名人の死が報じられた。気づけば団塊の世代って既に七十を越す。執筆活動に専念するため文学賞の最終候補を辞退した村上春樹だってもう六十九だ。あとどれだけの長編小説を書き上げることができるか。映画でお馴染みの巨匠北野武やその他いろいろいまだにテレビで老害を剥き出す「老いたればこそ」の石原慎太郎のような太陽どころか老人の季節を謳歌しようという。でも大衆の時代は去り衆愚の愚劣番組ばかり横行するテレビの役割も衰退斜陽の一途だ。傾城の黄昏。
どこかの旧財閥系金融機関が一般大衆の「退職金」と「相続金」があらたなビジネスチャンスだから、その準備期間である四十代から五十代の現役世代に早めの手堅い絆を構築すべく、ロングスパンの戦略が問われている。サラ金のCMから「資産運用」のCMが席巻する。手堅い自己免責の条項も極小の文言が言い訳がましく流れるけれど。
和牛ステーキだ。イタリアーノはやはり和牛がよろしい。メインである。
最近は生鮮食品売り場では外国産のボリュームある肉塊が多数陳列される。どれもこれも低価格だ。関税障壁を取っ払った貿易力学の為せる価格調整なのだが。
全ては消費税10%になって元の木阿弥だ。新規権益発生の軽減税率の認定絡み。膨大な手間その雑多な処理の多岐なる煩瑣に弱音をあげてしまう。
またぞろ増税の言い訳が「福祉充実」何回も何回もそのウソに騙される。でも既定だからね。
ペペロンチーノを喰らう。
我がノベル『傲慢パスタ』も書き上がったけど。https://novel18.syosetu.com/n4315eu/