カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

東京豚骨ラーメンを食べながら。

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東京豚骨ラーメンを食べた。

 

ふむ、味玉が貧相。黄身が半熟液状化してドクドクとろりと溢れ出て欲しかった。

そして、スープはもっとあっていい。麺大盛りだからもっとなきゃいけない。瀬戸内海沿岸の尾道で食べた中華そばは丼から溢れそうなほどの水面膨張気味だった。しかもレンゲなしで食べろという。朱華園は閉店になってしまったが。つたふじやタニが頑張る。海沿いだから魚介系が新鮮で美味いのは当たり前でその前提へのカウンターカルチュラルに濃厚な背油のスープを屋台から始めたのが嚆矢だ。尾道水道向島を面前に屋台が軒を連ねたそうだけど区画整理とかの行政的一方性が排除したらしいけど、海沿いに背油濃厚ラーメンを作ったその不思議。作家檀一雄のエッセーが店の入口に銅板に刻まれて掲げられた。朱のつくラーメン屋の顛末だ。

しかし、麺は太麺に縮れ風。好きな縮れ。捻れ。

 

選挙カーが候補者の名を連呼する。通り沿いのお店の中でラーメンを待つ。きらきら?店のラジオが今度の選挙の話で令〇について話した。各候補者がそれぞれその分野の切実な当事者として立候補したけど、党それ自体のひとつのまとまりがあるのが不思議..なぜテレビの民放各社はこの新党をとりあげないのか..。そんな話をしていた。権力サイドにとって「中立」が如何に現状追認の圧力かは明白だ。そりゃ総力戦の選挙戦だから。

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