カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 古賀史健著...。

 

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 (星海社新書)を読んでいる。古賀史健著。
「嫌われる勇気」の共著者。岸見一郎アドラー心理学の権威とのコラボ。ベストセラー。アドラーブームとなったけど。

面白い。ブログの文章に即応用できるノウハウがたくさんあるね。良書。まぁこの手の文章術はその作者自身のつかみ取った「智慧」だったり「奥義」だったりする。試行錯誤しながら体得した素晴らしい技能だよね。

気になったのはやはり、「読者」への眼差し。何の為に書くのか。10年前の自分を読者に想定せよ。

あと「論理的に書く」ってのも面白い。なるほど。現実、主張(仮説)理由。分かり易さとは「論理の明快さ」というのも頷ける。なるほど。

問題意識も「国語の作文」の弊害..「なぜ、話すように書けないのか」書くと話すは全然ちがう行為という出発点もなるほど。

何を書くかではなく、どう書くかに特化している。もちろん、考えたこと思ったこと、論点そして書くことの思想ではないけど。

稼ぎたい。儲けたい。いいじゃない。書いて稼げるなら。書いて儲かるなら。