カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

小説家に人格を求めてはいけないのか?

 

2017.7.25

どうしたら面白い創作ができるかな。感動や未だかつて無かった思考や思想を表現出来るか。誰しもクリエイティブに表現したい。

小説家や音楽家に人格なんか求めちゃだめだ。彼らは教師でも先生でも先公でもない。ましてポリ公でもない。単なる赤の他人だ。勘違いするのはしょうがない。表現は思想行為そのものだから其れ自体が教育行為なのだ。知ることは知らされることだから当たり前に教えられることだもの。

自分の言動や言説に責任をどれだけ負うかはその作家の存在意義に通じる。個の尊厳性に通じる。ごまかしても茶化してもダメだ。

小説の物語を無視して小説を書くと言うことはいろいろな思考実験を行うわけだからその創作それ自体が方法論となる。小説を書きながら小説を考える事に通じる。

例えばプロットを考えずに自由に書き出す。でもそれで本当に小説として完結できるのか。何回も何回も推敲やら書き直し。やれば分るが膨大な時間が掛かる。壊れた時計をなおすようなものかも。

誰でも分かることだけど自分勝手に演奏しているソロならインプロビゼイションとかでいいだろう。でも最低でもコード進行に見合うアドリブでないとね。