三月に入って雪が昨日今日と降るそうだ。春間際の雪。三寒四温の春への道程。
今年の東大の国語の入試問題に佐多稲子の「狭い庭」が出題された。1984年の共通一次の現国問題には黒井千次の「春の道標」が出題された。解答しながら読んでいると面白かった。棗がヒロインの可愛らしさ溢れていた。早速新潮文庫の本作を買って読んだ。解説は宮本輝だった。今、輝は80歳手前。団塊の世代の代表格の作家だがもう時間もあんましないな。「潮音」第二巻を読み始めた。独り語りにやっと慣れてきた。時代背景は井伊直弼の安政の大獄だ。主人公弥一は京の生活で日本が大きく動く潮音を聞く。
今もそんな歴史の循環の只中なのかも知れない。米国大統領が様々なことをやり始めた。まるで国歌をあげてのインサイダーでもやっているかのマーケットの上下波動の激しさだ。ウクライナ和平の行方。大いなる反動があるのだろう。減税を封じ込めようとしたり医療制度を拙速に改悪しようとしたりまるで官僚役人の代弁者として関心の薄い分野のことは他人任せの作文代読のような態度だ。がっかり過ぎてアホらしい。