カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

2024.12.20の日乗メモ

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高城剛が気になっている。メールが届いて最新刊の知らせだったので即アマゾンで買った。電子書籍Kindleで読んだ。「LIFE PACKING 60」一日の持ち物一週間と最後は世界一周の持ち物という感じで高城剛の旅の携帯品を覗くことが出来る。半分商品の写真で十数分で読了閲覧できてしまうのだけど。相変わらずサプリメントが好きだった。ここで買えますよとかの親切さもない。ほぼヒケラカシなのだけど。人間高城剛に伝記的に興味があっていつかこの人物をモデルにノベルを書く予定だ。ノマド人生の哀歓顛末とでも題して。旅と人生。パッキングマニアの陥穽と罠。ハイパーウルトラ軽量化に挑む高城の健気な矜持を面白く感じる。一年で7周世界を回るタフネス高城の真骨頂はなんだろうか。やはり切り捨てる潔さだ。安全と快適。快便と快眠。移動性の快楽をとことんとん。でも旅に出なくてもいいのかもしれないと逆説真逆を感じてしまう。還暦の高城。感激の世界旅行。自作の商品を開陳するのだけど買うことは不可能だ。売ることに興味のない「物語」を売る夢追う人。三島由紀夫が師匠の川端康成を「永遠の旅人」と評した。芭蕉の百代の過客のママ高城剛は七十になろうが八十になろうがこれまで以上に全世界を旅してもらいたい。