晴心とかいてせいしんと読む。
閉店時間を睨みながら行列を避けながら。
前のラーメン屋を居抜き。人間ばんざい。人類普遍のメッセージ性があった前店の屋号。
今回は明朗晴朗な晴の心。引退したアイドルユニットのリーダーだった夏野大空はなつのそら。晴心に並ぶのは雨天は止そう。
「相席で構いませんか？」
店主はマイペースに作り続ける。焦らず確実に。ラーメン店の勘違いでよくある客を見下す横柄な偏狭さは全くない。クレバーな雰囲気ね。バランスよくペース配分されていく。
しばし放心。待ちまち。そういえばあれね。ルパン三世のイラストが原作者のモンキーパンチ氏によって描かれた壁を確認した。トレーナーを吊るして見えない感じだったけどあった。確かに。人間ばんざいどこいったの。お客様ばんざいでもラーメンばんざいでもなかったのかな。煮干しの究極の味噌ラーメン美味しかったなぁ。
アクションにも書いたけど麺ですよ。麺。スープも麺もなのだけど。ちぢれ太麺のもちもち。ぬるぬるぬめりりり。特製醤油ラーメン1500円。近隣のラーメン店よりも料金は高めね。なんやかんやで2000円の客単価超えはあります。
レンゲで最後までスープを汲めるドンブリが素晴らしい。焼き豚なんかの肉類がいい。
2分かかる和え玉塩。山椒ぱちくり。ヒリヒリ。ネギ入ってるし細々チャーシューもね。300円いいかんじ。
昼間営業だけどすごいな。今度は店内でハイボールとか飲んでゆっくりラーメンを味わいたい。妙な緊迫感もなく店主の素晴らしい生命空間を感じるお店内部の時空だった。
落合駅近くだけど東中野という早稲田通り沿いの境界でもある場所だ。
今回醤油ラーメンだったので次回は塩を試したい。
