カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

村上春樹『海辺のカフカ』読んだ。

村上春樹の『海辺のカフカ』を読み終えた。再読だったけどほとんど記憶もなく。今となっては「キモい」描写がかなりあるのだがこの程度で騒ぐ必要もないわけで。性愛とか無意識とか解釈を曖昧に文章を素直に読み進めるだけでいい。ナカタさんや佐伯さんや父親の彫刻家や特色のある登場人物がたくさんいて楽しかった。ナカタさんや佐伯さんが突然死ぬのは伏線があったのかどうか。カフカ君は世界で一番タフな十五歳というのだけど。ゆるく読み終えて読了後の余韻を楽しむだけでいいのかもしれない。次は『1Q84』だ。少し間をおくかな。それともさっさと読み進めるかな。