カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

文庫本小説を味わう。

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待望の文庫本「百年の孤独」が届いた。久方の新刊本だ。紙の手触り遥か昔から好きだった文庫本のナイスなサイズ感しかもインキの匂いも味わいながら。新潮社によれば19万冊売り上げたそうな。確かに重版七刷ね。凄いなマルケスやったなガルシア。スペインにあるガルシア地方とも由縁があるらしいこの大作家の傑作長編小説だが延々たる楽しき文体がまずいいね。集中力をいっぱいにしてしかも耐久継続の本読みができるこれからのお盆休みの連休にドンピシャの新潮文庫喝采シーズン。かつてコピー王が作った「インテリゲンチャの夏休み」の渦中ですな。そんなに知的総動員でもないけど決戦真夏の読書戦線に異常ありかもかも。