そろそろ梅雨入りの頃合い。曇り時々雨。どんより。こころもどんより。政局の雑談もちらほら。バイアス避けて判断力を高めたい。
ある本が売れている。仕事していると読書できないのはなぜ。でも読書はやろうと思うより自然と本を読む感じ。残業多かったりストレス心配事多かったりのリーマンライフでは読書量は相対的に減る。これも当たり前。土日思いっきり本を読むこともなくなる。でも読みたくなる。なぜか。仕事してるから本読まなくなるってそんな単純でもない。
作家の恩田陸は読書ができなくなったので仕事を辞めた。作家への道。専業作家へと。
芥川賞作家の又吉直樹氏は数千冊を読んでいる。評論家佐藤優氏は毎月数百冊読むそうだ。ある書き手が一万五千冊読んだというけど単純に毎日二冊読んで700冊でしょ何十年も継続しないといかないわけで。ギャル曽根が大食いするのと訳が違う不思議な数字になっている。読むということの意味合いがそれぞれ違うのかもしれない。速読なら一日100冊いけるのかも。でも言えることは早食い大食いしても咀嚼力がついていかない。ギャル曽根は天才だけど。功罪はある。過ぎたれば及ばざる..。
さて十代のころ乱読多読しておけばまず習慣が途切れてもなにかのきっかけで読み出す。本買わなくてもスマホで読書する。実に電子書籍も販売されていない作品が多すぎる。
なのに中田敦彦という人気の配信者はiPadさえあれば読書できると語っている。電子書籍になって無い本読まんわけ?むしろその方が重要なんじゃないの。新潮社がガルシア・マルケス「百年の孤独」を文庫本化する。でも電子書籍にしていてくれればそんな単行本だろうが文庫本だろうが関係ない。電子ブックになってない海外の名著は多い。中田さんは自分の番組を制作する準備で電子書籍化されていない文献は読まんのか。それじゃぁあかんちゃう?
まぁ気にしなくてもいいかも。iPadがあれば電子書籍を楽しく読めるのは間違いない。
AmazonにあってApple Booksにないの多いしかも値段がAmazon安い。これは悲しい。
よく見る読書系ユーチューバーが「本は一回読んでらおしまい」と質問に答えていた。これもなぁ。経験的に思うけど好きな本は何度でも読まんとね。記憶力の問題じゃない。再読しない主義も面白いが。春樹だってドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」を4回読んだと書いている。座右の銘もいらん時代か。