東京都知事選の開票日。雨模様。誰に投票しようかな。消去法でいくしかないけど。
そう言えば日本初のプライバシー裁判となった三島由紀夫『宴のあと』は東京都知事選が舞台だ。三島の最初で最後の政治小説だ。実際の落選候補者から告訴された。表現の自由と公共性と個人の権利と。小説はあくまでも虚構の世界を描く。
今回の選挙はコロナ災禍での自粛解除後、感染者が激増する最中行われている。誰が次の都知事に相応しいか。正義と実績と政策と若さ?新奇さ?話題性?
この日政治的無関心を煽る驟雨が都内を覆い尽くす。天候で投票率が激変する不思議な民意。
22名の候補者らしいけど、掲示板には空白が目立つ。
さて東京はどうなるのかな。