まさに、松茸のシーズン到来だ。土瓶蒸し。酢橘が潔いじゃない。
正真正銘の国産松茸だ。しかも鱧天が入ってる。鶏の笹身もよいけど、夏の名残の残像を偲ばせる鱧な計らい、あぁ料理人の極意。さぁ頬張れ。さぁ垂涎の宴だ。
出汁の最高品質を味わう。旬の瞬間が封印された時間と空間の交錯する祭を体感する。マツリゴトは乱れまくってそのうち天罰が下るかも。怖い怖い。
千年万年の時を経て。しかし旨味の極意のその先も定かではない。不確定性の不確かさ。しかし味覚をベースに人間は生き甲斐を感じる。第六感のベースたる第七官界へ。