カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

秋刀魚のテリーヌを食べながら。

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秋刀魚のテリーヌ。もう秋味かな。冷製スープや冷製パスタも食べごろだけど。

 今日、8月6日は広島の原爆が投下された日だ。1945年、74年前だ。小学校時代、この日は臨時召集日で登校して「原爆学習」をした。平和への祈り。二度と過ちは繰り返しません。でも戦争は悪政の顛末であり、爆撃投下した主体が存在する。過ちを犯したのは誰なのか。もちろん戦争犯罪を犯した米国だ。人類初の原子爆弾を投下した。しかも市街地である。もともとの候補地は京都だった。京都ならすり鉢状の地形で殺傷人数が期待出来る。しかも有形無形の文化財もある。しかし米国の空軍大将が新婚旅行で京都を訪れた由縁で、この地に原爆を投下して文化財を破壊したのでは世界から糾弾される。それでヒロシマとなった。しかしこの無差殺戮は正当化できない。

 朝日新聞の「天声人語」にかつて、この日は井伏鱒二「黒い雨」を読み返すとあった。その井伏鱒二の「黒い雨」は剽窃盗用と騒がれた。また「原爆の子」という映画が批判された。

 原爆資料館には日本人全員が訪れるべきだ。キューバゲバラカストロも訪問した。オバマは全部見なかった。トランプは訪問すべきだ。米国がどんな悪行を犯したのか。紛れも無く戦争犯罪のその大罪を犯した日が8月6日なのだ。

 

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