カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

ボラーニョ『第三帝国』を読了する。

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牛ステーキ。

 

山葵のソースが鮮烈。

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好きな作家の小説を読み終えた。『第三帝国』ロベルト.ボラーニョ著。大著『2666』は最終的には自力で完成出来なかった。本作は遺稿から発掘され世に出た貴重な作品だ。

ある夏のバカンス。ドイツ人カップルがスペインの海岸にあるリゾートホテルに滞在する。主人公のウドはゲーマーだ。恋人との華麗なる夏休みをゲームの思索に充てようとするも、旅先でのありがちな誘惑に翻弄される。滞在するホテル。海岸での出会い、そして放蕩..。火傷の男とゲームに励む。知合った男が溺死する。客室係のガールとセックスしたり、ホテルのマダムを誘惑するも果たせない。

作中に戦争ゲーム「第三帝国」が展開する。題名の通り。作者ボラーニョはナチへの憎悪を隠さない。圧制者、独裁体制、全体主義に作家のイマジネーションが歯向かう。

文体は日記風。時系列に沿う。やはり日記が重要だ。

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