カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

コカインで思う。

 

芸能人の薬物事件は耳目を引く。今回のピエール瀧氏逮捕だけど。

 

セレブが好きなコカインと言えばやはり角川春樹が鮮明に記憶に残る。

 

連行される春樹氏のお縄姿はショッキングだった。絶頂から転落、その逮捕劇だった。

 

ところで麻薬と芸術。限界を越えて新境地を拓く芸術は悪魔に加担する行為なのかも知れない。

 

余人の想像を絶する表現を行うことは、超越体験を得ないと達しない新境地への到達なのかも知れない。

 

例えば太宰治のような。

「ひどい麻薬中毒にかかっていた、太宰が帰ったあとの便所には、空のアンプルが残っていた。」

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小山祐士の「芥川賞」にまつわるエッセー

いわゆる麻薬というより「薬物」中毒だった太宰。死ぬほど芥川賞が欲しかった太宰。「薬」に蝕まれた末の「事故」だったのか。

 

復帰して活躍している芸能人もいるけど。

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