福山城天守閣(中身は博物館)。1945.8.8の福山空襲で焼失した。野蛮な戦争の残虐行為だ。文化破壊の最たる行為が戦争なのだ。
何故全国津々浦々、B29で攻撃する必要があったのか。福山空襲は原爆の二日後、その翌日には長崎へ原爆が投下された。戦略爆撃といっても既に敗戦濃厚の日本に対してポツダム宣言まで執り行いながら。
米国空軍の将校ははっきり「日本民族殲滅」の意を唱えている。戦後、航空自衛隊を訓育したとかの論功でその将校に一番偉い勲章を贈った。
さて敗戦後、敗戦復興に併せて再興されて現在に至る福山城である。
観光資源の見直しが叫ばれる地域各地である。広島県福山市もこの得難き城の文化を継承しながら、歴史と地域振興を目指して欲しい。
城の中の博物館には中国人家族もいた。もっと国際的にも関心注目されることを願う。