隅田川といえば江戸から東京へ至る歴史の流れ。随分日も長くなってもう、午後六時も過ぎた金曜日なのだけど。俗世の隔世。やはり風の吹く彼方へ。
永代橋に向かって屋形船が何十隻も通り過ぎる、一方通行だ。川上を目指せ。
前に永代橋を渡って写真をネットにアップしたらあるクラフト麦酒のお店からフォローを戴いた。なるほど。永代というネーミングにもネット検索すれば様々興味深い書き込みもあるのだけれど、書き込むだけ、それを読んだだけ、では到底お話にならないっていう話なんです、山本太郎風?
廻り回ってそのお店にやって来た。テラス席。ガラス板があるだけ。風がびゅーびゅー。
かのスカイツリーがマッチ棒なのか、クリップの先なのか、微かに見える。
隅田川ってこんなに水量が豊かな河川だったのかなぁ。風に吹かれて思いめぐらす。
隣の席は米国人らしき夫妻がゆったり異国情緒でも堪能するかのまったりモードだった。旅人には間違いなくてて、夕暮れから夜の帳も下がって、永代橋の素敵なライトアップ!
幻想的なのかな。