2018-03-21 徒然尾道.4文学記念室へ。 おのみち文学の館の三館のひとつ、文学記念室へ。福井氏の屋敷がそのまま居抜きで。 富裕な人物の個人屋敷だったのだけれど。尾道水道を見渡せる絶景。館内を見学しながらついつい遠景に吸い寄せられてしまう。 尾道と文学。内海の沿岸、その港の賑わう商いの計算性と小高い山腹のロケーション、その位相からの誇り高い文学気質の融合...。 文学の創成その表現の不可思議なメカニズムを探ることも旅の醍醐味なのかも知れない。場所に時間が埋蔵される。風景の中の海そしてその立ち位置。