カレーたまごの日記

小説やノベル、文芸について書きます。

編集者とグルメ..「高いから..」では済まされない相関がありそうね。

 

いやぁ昨夜は大いに飲みまくった食べまくった。堪能堪能。月に一回くらいは名店でクソ楽しい夜を過ごすべきだと思うけど。日頃はお茶漬け食べながら..白湯をお燗と惚けながら。

 

少し前に大手出版社の編集者とお店で語り合ってる時、「渋谷のKというお店行ったことあります?」って聞いたら、

 

「ありますよ。いったことありますよ。でもKって高いから..」

 

確かに..あのとき飲んでいたその場所は激安というか商売度外視のような素晴らしい中華店だけど..。人徳素晴らしいお店だったわけだけど..。

 

時代の最先端を往け!確かに編集者ってあの厳冬の幻の出版社でイメージが歪曲されて..とにかく儲ければOK!なんだけど..あの社屋見て思った。

 

ある初夏の日曜だった。千駄ヶ谷の駅を下りて能楽堂へ行った。能楽って確かに難解。忍耐を癒す為にランチへ繰り出した。ラッキーにも点数高いイタリアンでランチにありつけた。注文のステーキをサーモンと間違えられて珈琲のサービスにまでありつけた。ラッキーだったなぁ。美味しかったしって散策していたら..電柱に「文芸出版 幻●舎」ってあって..低層の社屋がいくつも号館で林立している。はて?ベストセラーが当たってその都度..社屋を増やしているような..儲かっているんだなぁ..病まで起して..カリスマ。圧倒的努力を強いる。その圧倒的カリスマの社屋..。

 

かの社長は若い頃から「京味」という日本でもトップクラスの名店に毎月どころか月に何回も通っている食通な編集者である..らしい。今でも自分の雑誌でお仲間とグルメに興じる..。俺が料理人を育ててやっている、とでも..。

 

編集者とグルメ..「高いから..」では済まされない相関がありそうね。