確かに確かに。分り易さ。噛み砕くとか。語彙豊富って面白い。今、町田康「ホサナ」を読んでいるんだけど、漢字とかをわざと難解に使っている。読めない漢字多い。それって..,。レビュー読んでも..そこに引っかかる人が多い。一種の表現形態だけど。
その昔、「朝生」で宮台真司が田原総一郎に「もっと分り易く言え」と言われて「難しいことはわかり易く言えない。何でもかんでもわかり易く言えるわけがない」と言ったけど。それはそうだ。アインシュタインの相対性理論しかり、フェルマーの最終定理しかり。難解な事はわかり易く説明できない。
流行作家なんかもやたら大衆迎合して「簡単、平易に表現したとか言うけど..。難しい事は難しい表現と通じ合う。「売らんかな」マーケッティング万歳。
お粥や流動食も必要な時ってあるけど、やはり堂々たるそれでいて難解衒学な文章も面白い。それがダメなわけない。